実家暮らしの方には一生関係ない話にはなりますが、賃貸アパート・マンションに住んでいる方は一生のうちで何度かお世話になる賃貸不動産会社。
一生のうちで何度かお世話にはなりますが、そんなに頻繁に利用する事は無く2年の更新のタイミングとか、せいぜい数年に一回の頻度でしか賃貸不動産会社に訪れる事は無いでしょう。(急な引っ越しを余儀なくされる場合もありますが)
賃貸物件を借りるにも何十万円と契約金が掛かりますし、引越代やその他もろもろ掛かる費用を考えると更に大きなお金になります。
契約金や引越代が数千円~数万円であれば、失敗したと感じてもまた引越せば良いやと諦めもつく部分もあるかと思います。
誰でも何十万円と掛かる契約金や引越代を無駄にはしたくないと思うものです。
だからこそ、知っておいてもらいたいハズレ営業マンの見極め方をお伝えします。
ハズレ営業マンの見極め方①新人営業マン
新人の営業マンに当たったらお部屋探し失敗の可能性大です。
新人の営業マンは、知識も提案力も無い上に確認不足やお客さんが何を望んでいるのかを把握する事も出来ないものです。
そのような経験不足から、お客さんに喜んでもらえる物件を紹介出来なかったり不快な思いをさせてしまう事も度々あるかと思います。
もちろん、どこの不動産会社も新人の営業マン一人でお客さんの接客をやらせる事は無いでしょうけど、どうしても一人でやらなければならない状況であったり、新人営業マンの成長の為にある程度は一人でやらせる場合もあるのではないでしょうか。
人数に余裕のある不動産会社では、新人営業マンのフォローを常にしながらお客さんの接客をしているのであまり不安になる必要は無いですが、気を付けなければならないのが新人営業マン一人の時です。
質問した事に対して曖昧な返事をしたり、分からない事をしっかりと確認を取らなかったり、分かるように説明をする事が出来なかったり、相談をしているのに的確な提案が出来なかったりとお客さんにとっては不安しかありません。
不動産会社側からは、どのお客さんを誰に接客させるかと選ぶ事が出来ますが、お客さんは営業マンを選ぶ事が出来ません。(お客さんは誰が良い営業マンなのか分からないので指名すら出来ません)
明らかに新人の営業マンだと分かった時は、素直に担当を変えてもらえないか聞いてみたり、言いずらいようならお店を変えた方が良いでしょう。
ただ、新人営業マンでも一生懸命やってくれる人であれば、多少のミスはあってもそれを挽回してくれる働きを見せてくれると思います。
ハズレ営業マンの見極め方②街の事を知らない営業マン
部屋探しをする際、部屋の良し悪しだけで決める人もいますが、毎年、住みたい街ランキングなんかがあるように部屋探しは街も重要なポイントになります。
この街に住みたいという思いで部屋探しをされる人も多いと思いますが、行った不動産会社の営業マンに街のオススメのお店やどんな商業施設があるか、地域の治安や夜の雰囲気等を聞いても知らなくてググっていたら失敗の可能性があります。
私は、お部屋探しで物件と街はセットだと考えています。
どんなに物件が良くても、治安が悪かったり夜道が怖かったり騒音が酷かったり商業施設や飲食店が何もなかったりするような街であれば、私はあまりおススメはしたくありません。
飲食店やスーパーが近くに無くても毎日UberEatsで頼めば良いやと考えている人、ケンカ自慢で治安が悪くても問題無しと考えている人、常にイヤホンを付けているから騒音を気にしない人、色々な考えを持った人がいると思いますが、飲食店や商業施設があるに越したことないし治安が良いに越したことないし騒音が無いに越したことはないと思います。
家から一歩も出ないという方はそもそも引越し自体しませんから、外に少しでもでる人であれば住む街もしっかりと考えているはずです。
駅の周辺や物件の周辺にスーパーが何件位あってどこが安い?物件からコンビニは徒歩何分?何銀行がある?夜の雰囲気はどう?どこの携帯会社がある?等、色々と街の情報を営業マンに聞いてみて下さい。
もしググっていたらハズレ営業マンです。
そんなハズレ営業マンに出会ったら、自分でググって調べるか友人知人に情報を貰いましょう。
ハズレ営業マンの見極め方③ロクに探さない営業マン
物件を一生懸命探してくれる、色んな所に電話して確認してくれる、そんな熱心な営業マンばかりではありません。
不動産会社によっては、自社で管理している物件しか紹介してくれなかったり、利益率の高い物件しか紹介しなかったりと探せばあるはずなのに、ロクに探してくれない営業マン(不動産会社)ばかりのところがあります。
それ以外でも、昔からやってる営業マンは面倒臭がりの人も多かったり、時間や効率重視の営業マンはあまり時間を掛けずに自分が決めたい物件だけを『これしかない』と言わんばかりに推し進めてくることがあります。
こんな条件の物件ありますかと聞いてもロクに探しもせず無いと言い切ったり、すごく強引な営業なので見ているとお客さんが可哀そうになってきます。
一生懸命に物件を探す素振りすらなく強引に物件を進めてくるような営業マンには気を付けて下さい。
ハズレ営業マンの見極め方④最低限の事しか話さない営業マン
お客様の接客をする際、最低限確認しておかなければいけない条件を聞いてすぐに部屋探しをするような営業マンにもハズレの可能性はあります。
最低限の事しか話さない営業マンの場合、お客さんが何を求めているのか・どうな物件が最適なのか・何か問題になる事はないのかと予測が立てられない為にあまり良い提案を受ける事が出来ません。
あまり話さなくてもお客さん側からどんどん話してもらえるような話し方をしていれば、それはすごく上手な営業マンだと思いますが、あきらかに最低限の聞き込みや確認だけで終わっているようであれば、逆に色々質問等をお客さん側からしなくてはならなくなります。
あまり良い提案や物件紹介を受けられないのでお店を変えるか営業マンの変更を希望してみてはいかがでしょうか。
ハズレ営業マンの見極め方⑤分からない事を確認しない営業マン
賃貸仲介の場合、一社では無く様々な管理会社の物件を紹介し取引を行うので、審査基準や契約等も統一されている訳ではありません。
その為、毎回毎回管理会社に確認を取りながら申込や契約を進めなければなりません。
おそらく大丈夫だろうとか、今までの他の管理会社と同じだろうと確認もせずに話を進めてお客さんに迷惑を掛けてしまう事が少し慣れてきたような営業マンに多いように思われます。
また、確認癖が付いていないような営業マンも度々揉め事が起こります。
確認をせずにトラブルになるのは100%営業マンが悪いですが、迷惑が掛かるのはお客さんだけです。
『多分~』『今まで~』という口癖を多用し、目の前で確認をしてくれなかったり、お客さんが不案に思うような事を先回りして管理会社に聞いておいてくれないような営業マンはハズレ営業マンだと思った方が良いでしょう。
ハズレ営業マンの見極め方⑥まとめ
お客さんはお部屋探し初心者なので営業マンの良し悪しを見極める事は難しいと思いますが、①~⑤の営業マンに出会ったら注意してみて下さい。
人間としての感覚で合う合わないというのも重要です。
自分に合わない営業マンだと思ったら、営業マンの変更を希望してみたりそこの不動産会社では契約しない方が良いように私は思います。
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