インターネットでお部屋探し

賃貸仲介不動産 大漁 不動産
いらすとや

お部屋を探す際、いきなり不動産屋さんに行かれる方はかなり少数だと思います。

大体の方は、まずインターネットで検索して情報を集めようとしますが、その時に気を付けて頂きたい事があります。

それは、『おとり広告』です。

インターネットのおとり広告

賃貸仲介不動産おとり

不動産情報サイトで探す方、最寄駅名を入れて『賃貸』とか『マンション』『アパート』等のキーワードで検索をかける方、探し方は人それぞれだと思いますが、同じ条件で探した中でより良い物件を決めたいと思うはずです。

家賃が安い・広い・新しい・駅から近い・希望の設備が整っている等、人によって絞られるポイントは変わりますが、当然、絞れば絞るだけ件数は減ります。

その絞った時の上位に食い込ませお問い合わせをして頂く為に、『おとり広告』を掲載する悪い不動産会社も存在します。

『おとり広告』とは、簡単に言えば『ウソ』の広告です。

ウソの広告をエサにして、お客様を集めているのです。

10年位前までは、この『おとり広告』でお客様を集めていた賃貸仲介の不動産会社は沢山ありましたし、それが当たり前のような業界だったような気がします。

管理会社や地場の不動産会社はやっていませんでしたが、『賃貸仲介会社』はお客様の取り合いという感覚もありましたし、いかに楽をして売上を作るかを考えていたようにも思います。

実際、私も『おとり広告』をやっていた賃貸仲介の不動産会社で働いていた時期もあります。

インターネットのおとり広告①昔のおとり広告

賃貸仲介不動産昔

昔と今とでは『おとり広告』の作り方は全然違います。

今は以前よりもインターネットでの広告掲載が厳しくなっているので、『おとり広告』がバレてしまうと、不動産情報サイトに掲載出来なくなってしまいます。

以前は、ガッツリおとり広告をしていた不動産会社が大人しくなったりしています。

昔のおとり広告の作り方は以下の通りです。

  1. 架空の物件を作る(家賃・広さ・築年数・最寄駅・住所・設備・間取図・写真等)
  2. 実在する物件の条件を変える(家賃を安くしたり、広くしたり、新しくしたり、駅までの距離を短くしたり・別の物件の写真を使ったり等)
  3. 既に終了している物件(オススメだと思われる物件)をずっと掲載し続ける

大まかにこの3点で『おとり広告』を作ります。

この『おとり広告』で、簡単にお客様は集まりました。

インタのーネットのおとり広告②今のおとり広告

賃貸仲介不動産現代

昔とやっている事は似ていますが、昔と違い巧妙になっているように思います。

今は、派手におとり広告をやってしまうと、すぐに不動産情報サイトの運営から警告や注意の連絡がきたり、掲載停止(ポイント制)の連絡がきてしまいますので、チェックしている人に分からないよう上手くやっています。

  1. 不動産情報サイトの運営が休みの週末だけインターネットに掲載して、週末が終わるとすぐにインターネット上から消すようにする。
  2. 家賃・広さ・築年数等を微妙に変える。
  3. 終了した物件を掲載し続ける。
  4. 自社ホームページに誘導する(自社ホームページなら掲載停止になる事は無いから)

掲載が停止になるとお客様が来なくなり売上を作る事が出来なくなるので、賃貸仲介会社も注意を払ってインターネットの登録を行っています。昔のような豪快なおとり広告は行いません。

しかも、不動産情報サイトに掲載する料金も結構高いですからね。

インターネットのおとり広告③お客様を来店させる方法

賃貸仲介不動産呼び込み

お客様を来店させる方法は簡単です。

電話でのお問い合わせも、メールでのお問い合わせも『あるよ』と言うだけです。

たったそれだけで呼べるのです。

それだけ、『おとり広告』が強烈だという事です。

さんざんインターネットで物件を調べて、相場の感覚も身に着けた方なら、その『おとり物件』がどれだけ良い物件なのかどれだけ希少な物件なのかが分かり、早くしないと他の人に取られてしまうのではないかと感じてしまいます。

賃貸仲介会社の営業マンも、あと一押しをするだけでいいのです。

集客が出来なければ売り上げは作れません。

ご来店さえしてもらえれば、あとは何とかなるものです。

反響が多い不動産会社・お客様の来店が多い不動産会社は、一人一人のお客様に多くの時間を割くことは出来ないので、1回目のお問い合わせですぐにご来店の予約に結び付けることが出来ればとても効率が良いのです。

『おとり広告』やよっぽど良い物件だと、ほぼ1回目のお問い合わせで来店予約に結び付きます。

相場通りの物件のお問い合わせは、『他にも良い物件があれば資料を送って下さい』とか『〇〇のエリアの物件も探して下さい』と言われる事が多く、物件を探して何度も電話やメールをする頻度が高くなってしまい、効率も悪く時間的な余裕も無くなってしまいます。

この場合のお客様は、後回しにされそのまま忘れられる事が多いでしょう。

もしくは、売上を作れない新人の営業マンがやる事が多いと思われます。

インターネットのおとり広告④引っかかったお客様の対応

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『おとり広告』のい引っかかり、賃貸仲介会社に『あるよ』って言われてお店に来店されますが、来店してもおとり広告なのでお問い合わせをした物件を見れる訳がありません。

普通だったら怒りますよね。

賃貸仲介会社は何も考えずに『あるよ』って答えている訳ではありません。

お客様が来店されたら、お問い合わせの物件を諦めさせるトークを考えています。

あんまり考えていない営業マンだと、『ついさっき終わってしまいました』って言う人もいると思います。

相場通りの物件の場合ならそれで問題無いのですが、『おとり広告』は相場よりも安いからお客様は引っかかるのです。

『ついさっき終わってしまいました』と答えたら、探せば同じ価格帯で類似物件が見つかると思ってしまいます。

先程も申し上げた通り、『おとり広告』は相場より安いからお客様が引っかかる訳なので、同じ価格帯で探しても見つかる事は無いのです。

物件が無くなっても、同じ価格帯で探せば見つかるかもしれないと少しでも思わせてしまうと、時間だけが掛かって物件のお申込みを頂くことも出来なくなります。

さらに、他の不動産屋さんに行かれることも考えられます。

『だから安いんだ』とお客様が納得する説明が一番良い説明だと思っています。

『駅近・広い・築浅・家賃が安い』すごく良い物件ですよね。

けれど『隣に精神異常者が住んでいる』『大家さんから宗教の勧誘をされる』『騒音が凄い』『虫が大量発生する』等と話し、だからお家賃が安いんですよと説明をすると、納得されるお客様は多いはずです。

ここで納得して頂けると、相場の感覚が正常になるのでお部屋を探しやすくなりますし、逆にお客様の方から条件を落とすと言ってくる事もございます。

『おとり広告』でお客様をご来店させた後、だから安いんだと納得させるところまでが1セットとなります。

インターネットのおとり広告⑤最後に

賃貸仲介不動産クリーン

ここ数年、不動産情報サイトの運営をしている企業は『おとり広告』に対する取り締まりを強化しています。

どんどん昔の当たり前が通用しなくなってきています。

お客様の為になるような情報を、インターネットに流せるよう賃貸仲介会社には変わってもらいたいと願います。
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